うさぎの“暑がりサイン”を見逃さないで
うさぎは暑さにとても弱い動物です。
犬や猫のように汗をかいたり、体温を下げる機能が発達しておらず、
26℃以上になると熱中症のリスクが一気に高まります。
でも実は、
うさぎは暑くても声を出さず、じっと我慢する性質を持っています。
だからこそ、
飼い主が**「暑がっているサイン」に早く気づいてあげること**が、
うさぎの命を守る鍵になります。
うさぎが暑がっているときに見せる8つのサイン
🟥① 体を床にべったり伸ばす
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お腹を冷たい床にくっつけて熱を逃がそうとする
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手足を投げ出して全身がだらんと横たわるポーズは要注意
🟧② 呼吸が荒くなる/鼻がピクピク速く動く
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普段より明らかに呼吸が速い・浅いときは熱ストレスのサイン
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鼻の動きが「小刻みで早い」場合も要観察
🟨③ 食欲が落ちる/水をたくさん飲む
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暑さで消化器が弱り、ペレットや牧草を食べなくなる
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逆に、水を頻繁に飲んでいるときも体温調整中の可能性
🟩④ 耳が異常に熱い
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うさぎは耳で体温を調整します
→ 耳がいつもより熱く感じるとき=体が熱を放出中
(ただし、冷房の直後は逆に冷たいこともあるので注意)
🟦⑤ 動きが鈍く、寝てばかりいる
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普段元気な子が動かずに同じ場所にいる時間が長い
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目がうつろ、ぼーっとしているときは体調不良のサイン
🟫⑥ トイレを失敗する/変な場所でおしっこ
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暑さで集中力や体力が低下するとトイレ以外で排泄することも
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特にいつもはトイレが完璧な子ほど注意が必要
🟥⑦ よだれや口元の湿り(重症例)
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体温上昇によって唾液が過剰に出る
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ぐったりしてよだれが出ている状態は、熱中症の疑いが非常に強い
⚠⑧ 横たわったまま起き上がらない/意識がぼんやり
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緊急性の高い状態。重度の熱中症の可能性あり
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すぐに応急処置 → 動物病院へ
暑がっているときに飼い主が取るべき応急対応
✅【冷房をすぐ入れる】
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部屋の温度を25℃以下まで下げる(理想は22〜24℃)
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サーキュレーターで空気を循環させる
✅【保冷剤 or 冷えたタオルをケージ外に設置】
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直接触れないよう、タオルで包む or ケージ外側に貼る
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冷感マット(大理石プレートなど)も有効
✅【水分補給を促す】
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水を飲まない場合は、少量ずつスポイトで与える
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野菜から水分補給も可(※冷えすぎ注意)
✅【全身を濡らさない冷却】
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どうしても体温が下がらない場合、濡れタオルで耳だけ軽く拭く
→ うさぎは耳から熱を放出するため、全身を濡らすより効果的
⚠【症状が重い場合はすぐに病院へ】
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動けない/よだれ/痙攣/ぐったり
→ 上記のような重症サインが見られる場合は、急いで動物病院へ連絡を
日常的な暑さ対策と環境づくりのポイント
🧊【室温管理】
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理想の室温:22〜26℃、湿度:40〜60%
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エアコン+サーキュレーターの併用がおすすめ
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外出時もエアコンはつけっぱなしが基本
🪵【冷感グッズを取り入れる】
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大理石プレート、アルミ板、ペット用冷却マットなど
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保冷剤はケージ外側 or カバー必須(かじり誤飲に注意)
💧【水分補給環境の見直し】
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ボトルと器のダブル設置がおすすめ
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毎日清潔な水を用意&こまめに交換
🌿【通気性と日差し対策】
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ケージを窓際・直射日光の当たる場所に置かない
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窓にはUVカットカーテン・遮熱フィルムを活用
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ケージ内が蒸れないように、適度に風の通る配置にする
まとめ:小さな変化に気づける飼い主が命を守る
うさぎは「暑い」と言葉にできません。
だからこそ、行動や呼吸、耳の温度などの変化を観察することが大切です。
✅この記事のまとめ:
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体を伸ばす・呼吸が荒い・耳が熱いなどが暑さのサイン
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すぐにできる応急処置は、冷房・保冷・水分補給
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日頃から室温・湿度・冷感グッズで予防を徹底
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「なんか変だな」と思ったら、早めの対応と病院相談が命を守ります
うさぎの夏は、飼い主の気づきと工夫がすべて。
“ちょっとした変化”を見逃さず、命を守る観察力と習慣を持ちましょう🐇🌞