うさぎの首元のふくらみ、もしかして「肉垂」?

うさぎの首まわりを見ていて、「なんだかふくらんでるけど、太ったの?」「病気かな?」と不安になったことはありませんか?
そのふくらみ、もしかすると**「肉垂(にくすい)」**かもしれません。

特にメスのうさぎに多く見られるこの特徴は、実はとても自然なもので、病気や異常ではない場合がほとんどです。

この記事では、肉垂の正体やできる理由、気をつけたいことなど、うさぎと暮らす上で知っておきたい情報を詳しく解説します。

肉垂(にくすい)とは何か?特徴と見た目の解説

肉垂とは、うさぎの首下〜あごの下にかけて垂れ下がった皮膚と脂肪のふくらみのことです。
英語では「dewlap(デューラップ)」とも呼ばれ、まふまふと同義語として扱われることもあります。

👀 肉垂の見た目の特徴

  • 首元が二重あごのようにふっくらしている

  • 毛に覆われていて柔らかく、触ると脂肪を感じる

  • 前から見ると胸元がもこっとして見える

この肉垂は、健康なメスうさぎにごく普通に見られる特徴であり、心配する必要は基本的にありません。

肉垂ができる理由とメスに多いワケ

なぜ肉垂はできるのでしょうか?
そしてなぜ、特にメスうさぎに多く見られるのでしょうか?

🧬 肉垂ができる理由

  • 性ホルモン(エストロゲン)の影響により、皮下脂肪がつきやすくなる

  • 巣作り本能が関係しており、**自分の毛を抜くための「クッション」**として機能する

  • 成長に伴い、生後4〜6ヶ月以降に発達しはじめることが多い

♀ メスに多い理由

  • 繁殖に関わる体の変化の一つ

  • 巣材として使う毛をこの部分から抜くことが多い

  • ホルモンの影響を強く受けるため、避妊していないと特に目立つ

つまり、肉垂はメスうさぎが“生き物としての役割”を果たすための自然な変化なんです。

肉垂が目立つうさぎの特徴と個体差

肉垂の大きさや目立ち方は、うさぎの種類や体格によってもかなり異なります。

📌 肉垂が大きくなりやすい条件

条件 解説
メス(避妊していない) 性ホルモンの影響で発達しやすい
大型種 フレンチロップやニュージーランドホワイトなどは特に目立つ
ぽっちゃり体型 体脂肪が多いと肉垂も大きくなる傾向あり
年齢 成長とともに自然に大きくなる

逆に、小型種や避妊手術を受けたうさぎでは、肉垂が目立たない、あるいはできにくいこともあります。

肉垂に関する注意点とケア方法

肉垂は基本的に心配のいらない自然な生理現象ですが、いくつかのトラブルや注意点もあります。

⚠️ 肉垂に関する注意点

トラブル 対策
蒸れ・皮膚炎 通気性が悪くなるので、特に夏場は注意。下に湿気がたまりやすい。
食べこぼしが付きやすい 食事中に首元が汚れやすくなるため、食器の高さを調整すると◎
過剰な肥満 肉垂だけでなく体全体が太ると病気リスク増。体重管理が大切。
異常な腫れや熱 普通と違うふくらみ、触ると痛がる等は動物病院へ相談を。

🧼 ケアのコツ

  • 毎日軽く観察し、汚れがないかチェック

  • 蒸れ対策にエアコンや涼しい場所を用意

  • 必要に応じてウェットシートでやさしく拭く

  • 毛の生え変わり時期にはブラッシングも◎

無理に触ったり引っ張ったりせず、“気にかけてあげる”ことが一番のケアになります。

まとめ:肉垂はうさぎの自然な体の一部、安心して見守ろう

肉垂は、メスうさぎの体に現れる自然な変化であり、決して病気や異常ではありません。
ホルモンの影響や品種によって大きさに個体差があるため、「うちの子だけ大きいかも?」と心配する必要はほとんどありません。

ただし、蒸れ・汚れ・異常な腫れなどには注意が必要です。
日常的に様子を見て、必要なケアをしてあげることで、健康的な生活をサポートできます。

肉垂は、うさぎにとっての“自然な個性”。
ぜひそのふわふわの首元も、愛情いっぱいで見守ってあげてくださいね。

✅ 要約(まとめ)

  • 肉垂(にくすい)は首元にできる脂肪と皮膚のふくらみで、特にメスに多く見られる。

  • 性ホルモンや繁殖本能によって自然に形成されるもの。

  • 見た目の大きさは体格・品種・避妊の有無によって異なる。

  • 通気性や清潔を保つことで、トラブルを防げる。

  • 肉垂はうさぎの魅力のひとつとして、安心して受け入れて大丈夫。

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