
うさぎのペレット量、なんとなくで与えていませんか?
うさぎを飼い始めたばかりの飼い主さんに多い悩みが、
「ペレットの量ってどれくらいが正解なの?」ということ。
少なすぎると栄養不足になり、
多すぎると肥満や消化不良を引き起こす──。
ペレットはうさぎの健康を支える大切な主食のひとつですが、
与える量を体重に合わせて調整することがとても重要です。
この記事では、うさぎのペレット量を正確に計算する方法と、
年齢・体重別の目安、そして与え方のポイントを詳しく解説します。
うさぎにとってペレットは“補助食”である理由
まず最初に押さえておきたいのが、
うさぎの食事の基本は**牧草(チモシー)**であるということ。
うさぎの消化器官は、繊維質を中心とした食事に最適化されています。
そのため、ペレットは“栄養補助食”として位置づけられ、
牧草では足りない栄養(たんぱく質・ビタミン・ミネラルなど)を補う役割を持っています。
👉 理想的な食事バランス
-
牧草:80〜90%
-
ペレット:10〜15%
-
野菜・おやつ:5%程度
つまり、「ペレット=主食」ではなく、
“健康を支えるバランスの要”として考えるのが正解です。
うさぎのペレット量の基本計算式
一般的な目安として使われるのが、
以下の計算式です👇
🧮 1日のペレット量(g)=体重(kg) × 30〜40g
ただし、この式は成長期・維持期・高齢期で少しずつ変化します。
| 年齢 | 計算の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 成長期(〜6ヶ月) | 体重×50g前後 | 骨や筋肉の発達に必要。食べ放題OKの時期も。 |
| 成ウサギ(6ヶ月〜5歳) | 体重×30〜40g | 牧草中心+補助として。最もバランスが大切な時期。 |
| シニア期(5歳〜) | 体重×20〜30g | 消化力が落ちるため、少量で栄養価の高いタイプを。 |
例えば、体重2kgの成ウサギなら──
👉 2kg × 35g = 約70g/日 が目安となります。
体重別ペレット量の具体的な目安表
| うさぎの体重 | 1日の目安量(成ウサギ) |
|---|---|
| 1.0kg | 約30〜35g |
| 1.5kg | 約45〜55g |
| 2.0kg | 約60〜75g |
| 2.5kg | 約75〜95g |
| 3.0kg | 約90〜110g |
| 4.0kg | 約110〜130g |
※ペレットの種類やカロリーによっても多少異なります。
パッケージの表示を確認し、体重と健康状態に合わせて微調整しましょう。
ペレットの与え方とタイミングのコツ
🩷1. 1日2回に分けて与える
朝・夜の2回に分けて与えるのが理想的です。
うさぎの消化はゆっくり進むため、一度にたくさん与えるより、
少量ずつ時間を空けて与えた方が胃腸に優しく、肥満予防にもなります。
👉 例)朝:7時ごろ、夜:19時ごろ
💛2. ペレット前に牧草を与える
うさぎはお腹がすいているとペレットから食べたがります。
しかし、牧草の摂取量が減る原因になるため、
「牧草→ペレット」の順番を守るのが大切です。
💚3. 食べ残しをチェックする
うさぎがペレットを残す場合は、
量が多いか、好み・体調に合っていない可能性があります。
食べるスピードや残量を観察して、
適正量を少しずつ調整していきましょう。
💙4. おやつとのバランスを意識する
ドライフルーツや野菜チップを与える場合は、
その分ペレット量を減らすのがポイント。
糖質が多いおやつを重ねると、
うさぎの腸内環境が乱れることもあります。
💜5. 水分補給を忘れずに
ペレットを食べると消化のために多くの水が必要になります。
常に新鮮な水を切らさないようにしましょう。
ペレット選びの3つのポイント
ペレットの種類は多く、成分や目的もさまざま。
うさぎの年齢・体調・好みに合わせて選ぶことが大切です。
🌿1. 成分表示をチェック
主成分が「チモシー」または「アルファルファ」になっているか確認。
成長期はアルファルファ、高齢期・肥満傾向の子はチモシーがおすすめ。
🌿2. 添加物が少ないものを選ぶ
香料や着色料が入っていないナチュラルタイプが理想。
自然な香りの方が、うさぎの嗅覚にも優しく安心です。
🌿3. 固さと粒の大きさ
あまり硬すぎると歯が弱い子には食べづらく、
小さすぎると早食いにつながります。
うさぎの年齢と噛む力に合わせて選びましょう。
ペレット量を見直すタイミング
次のような変化が見られた時は、
ペレットの量を見直すサインです👇
-
体重が急に増えた/減った
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食欲が落ちている
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うんちが小さい・柔らかい
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毛艶が悪くなった
-
食後にだらけている
これらは「消化バランスの乱れ」や「栄養過多・不足」の可能性。
月1回の体重測定を習慣にして、
その都度ペレット量を調整するのがおすすめです。
🩵コラム:体重だけでなく“うんちの状態”もチェック!
うさぎの健康は、うんちがすべてを教えてくれます。
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大きくてコロコロ:健康◎
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小さくて乾燥:食事量が少ない or 水分不足
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やわらかい・匂いが強い:ペレット過多 or 消化不良
もしうんちの状態が安定していれば、ペレット量も適切というサインです。
数字だけに頼らず、“出てくるもの”で健康を判断することも大切です。
まとめ:ペレットは「愛情を数字に変える食事管理」
うさぎのペレット量は、
ただの数字ではなく、“愛情のバランス”そのもの。
-
体重×30〜40gを基本に調整
-
年齢や運動量で微調整
-
牧草中心の食生活を守る
この3つを意識するだけで、
うさぎの健康寿命はぐっと伸びます。
日々の小さな観察が、うさぎの「元気」と「幸せ」を守る第一歩。
今日からぜひ、あなたのうさぎにぴったりのペレット量を見直してみましょう🐰🥕

