なぜうさぎは部屋の隅を掘るの?
「ふと見ると、うさぎが部屋の隅をずーっとホリホリ…」
「角のカーペットがボロボロに」「壁のクロスが剥がされた」
…こんな経験、ありませんか?
うさぎが部屋の隅を掘る行動は、
可愛いだけでは済まない、室内飼育の悩みのタネでもあります。
しかしこの「掘る」という行動には、
うさぎの本能・ストレス・意思表示などさまざまな意味があるのです。
今回は、掘る理由と正しい対策法を、実践的に解説していきます。
部屋の隅を掘る主な理由4つ|本能・環境・心理的要因
🧬① 巣穴を掘るという本能
野生のうさぎは、土の中に自分の巣穴を掘って暮らす動物。
その本能が、ペットうさぎにも残っていて、
「柔らかい場所」「隅っこ」「暗いところ」=掘りたくなる条件がそろっています。
😣② ストレスや退屈による“やること行動”
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ケージ内外の刺激が足りない
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構ってもらえない、部屋んぽが短い
→ エネルギーや不満が**“掘る”という行動で発散**
🧠③ 不安や環境の違和感による落ち着かない行動
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引っ越しや家具の配置替え
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部屋のにおい・音・温度の変化
→ 不安を紛らわすために、同じ場所をカリカリすることも
📍④ においが気になる・マーキングの一種
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その隅に他の動物や人間のにおいがついている
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自分のにおいをつけようとホリホリするマーキング行動の可能性も
“掘る”行動をやめさせるべき?判断のポイント
🚫【無理にやめさせるのは逆効果】なケース
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軽くホリホリしているだけ
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遊びや巣作り行動の一環
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ケガや破壊がない範囲であれば、自然な行動として見守るのもOK
⚠️【要対策】と判断すべきケース
| 状況 | 注意点 |
|---|---|
| 壁・床を破損している | 原状回復が難しくなる前に対応を |
| 爪が削れすぎて出血している | 健康面のリスク |
| 掘り行動が執拗で長時間続く | ストレスサインの可能性大 |
| 以前より増えてきた | 体調や環境の変化が関係しているかも |
部屋の隅掘りへの具体的な対策7選
✅① 掘ってもいい専用グッズを用意する(代替行動)
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わらマット、布団カバー、掘り掘りクッション
→ 「ここなら掘ってOK」と教えることで、自然にやめていくことも
✅② よく掘る隅を“物理的に隠す”
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コーナーに家具やクッションを置いて物理バリア
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フェンス・パーテーションを活用して視界ごと遮る
✅③ カーペット・マット類を見直す
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掘られる素材(ふわふわ系)は避け、タイルカーペットや撥水マットに変更
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貼り替えやすい素材で予防対策
✅④ “気になるにおい”を中和・消臭する
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ペットや人のにおいがしみついた隅を酵素系クリーナーで拭き取り
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うさぎが落ち着きやすいアロマ(※精油はNG)素材の消臭スプレーも活用
✅⑤ 日々のストレスを減らす
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部屋んぽを1日30分以上確保
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知育おもちゃやトンネルなど、脳と体を使える遊びを用意
→ エネルギーを消費させ、掘りに集中しないようにする
✅⑥ うさぎの「隠れられる場所」を確保
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隅を掘るのは「ここに巣を作りたい」のサインかも
→ ケージ内や部屋の一角に、安心できる隠れ家を用意
✅⑦ 行動が強まった場合は動物病院で相談
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掘り行動が急にエスカレートした
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他にも異常(食欲不振・毛づくろい過多など)がある
→ ホルモンやストレス性疾患の可能性も視野に入れる
まとめ:うさぎの“掘る”は大事なサイン。環境と気持ちを読み取って対応を
うさぎが部屋の隅を掘る行動は、
本能的な動きであると同時に、環境や心理状態のサインでもあります。
✅この記事のまとめ:
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掘る理由は「巣作り」「ストレス」「におい」などさまざま
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無理にやめさせるのではなく、“掘ってもOKな場所”や“予防の工夫”で対応
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隅を隠す、マットを変える、遊びを充実させることで改善しやすい
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行動の変化には注意し、必要であれば獣医師に相談を
“掘る”ことそのものは、うさぎらしさのひとつ。
だからこそ、その行動の意味を汲み取りながら、
人もうさぎも心地よく暮らせる空間づくりを目指していきましょう🐇🧹✨