うさぎは寝る時に電気を消すべき?暗さと安心感の関係を解説

うさぎの“夜の照明問題”に迷う飼い主さんへ

夜、うさぎが寝る時間。
「電気は消した方がいいのかな?」「真っ暗だと怖がる?」「豆電球は必要?」
──こんな悩みを抱えていませんか?

うさぎは夜行性に近い性質を持ち、昼と夜の過ごし方が人間と少し違います。
だからこそ、寝る時の照明の明るさや環境はとても大切。

本記事では、うさぎが安心して眠れる「光の環境」について、
生態・心理・実際の飼育経験の観点から徹底的に解説します。

うさぎは夜行性?実は“薄明薄暮性”の動物

まず理解しておきたいのは、うさぎは「完全な夜行性」ではないということ。
実際には**薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)**と呼ばれ、
朝方と夕方の薄暗い時間に最も活発になる動物です。

昼間は休息やうたた寝をして、
夜中は静かに活動したり、軽く遊んだりする程度。
完全に夜型でも、昼型でもないんですね。

つまり、うさぎにとって重要なのは“昼と夜の区別”よりも、
「明るすぎない」「暗すぎない」落ち着いた環境です。

真っ暗はNG?うさぎが怖がる理由

うさぎの目は、人間よりもはるかに暗い場所に強い構造になっています。
月明かり程度の明るさでも、周囲の様子をしっかりと把握できます。

それでも「真っ暗」にしてしまうと、不安を感じる子がいるのはなぜでしょうか?

🩶1. 完全な暗闇は“危険信号”

野生では、真っ暗=捕食者が潜む可能性が高い時間帯。
そのため、完全な暗闇は本能的に「危険」と感じるのです。

🩶2. 飼い主の気配が消える

室内飼いのうさぎは、飼い主の声や足音などで安心しています。
真っ暗にすると音や気配が感じにくくなり、不安になることも。

🩶3. 初めての環境では特に怖がる

新しい家や引っ越し直後など、まだ環境に慣れていないうさぎは、
暗闇で小さな物音がするだけでも警戒モードになります。

👉 結論:
完全な真っ暗よりも、**うっすら明るい“月明かり程度”**が理想的です。

豆電球は必要?おすすめの明るさとは

では、寝るときにどの程度の明るさが良いのでしょうか?
うさぎにとって最適なのは、ほんのり薄暗い環境

💡おすすめの明るさ目安

  • 人が文字を読むには少し暗い程度(照度10〜30ルクス)

  • 豆電球や間接照明を1つだけ点ける

  • ケージに布を半分だけかけて、暗がりを作る

こうすることで、「安全に隠れられる場所」と「周囲を確認できる光」の両方を確保できます。

⚠️注意:常夜灯の色にも気をつけよう

青白い光(LEDライトなど)は、うさぎの睡眠リズムを乱すことがあります。
夜に使用するなら、オレンジ〜暖色系の柔らかい光がおすすめです。

うさぎが安心して眠れる“夜の環境づくり”5つのポイント

うさぎの快眠をサポートするには、明るさ以外の要素も大切です。
以下のポイントを整えると、ぐっすり眠れる“安心の夜”を作れます。

🌿1. 静かな空間をキープする

夜はテレビや人の話し声を控えめに。
うさぎは小さな物音にも敏感なので、静かな環境が理想です。

🌿2. ケージの位置を固定する

寝る場所が毎日変わると不安になります。
うさぎが「ここが寝る場所」と覚えられるよう、ケージは動かさないようにしましょう。

🌿3. 隠れられるスペースを作る

トンネル型のベッドや布の陰など、“暗がりの避難所”を用意してあげると安心します。

🌿4. 温度を一定に保つ

うさぎは暑さにも寒さにも弱い動物。
夜間は20〜24℃程度を目安に、急な冷え込みに注意しましょう。

🌿5. 飼い主の声を少しだけ残す

寝る前に「おやすみ」と優しく声をかけるだけでも、
うさぎは安心して眠りにつきます。

うさぎは、言葉そのものより“トーン”を感じ取る動物。
穏やかな声は、最高の子守唄です。

電気を消す・消さないの判断基準

ここまで読んで、「結局、うちの子にはどうすればいいの?」と思う方もいるでしょう。

以下の表を参考にしてください👇

うさぎの様子 照明のおすすめ設定 補足
よく寝ている・リラックス姿勢が多い 消灯(または豆電球1つ) 環境に慣れている証拠。暗くても安心できる。
落ち着かない・ケージをガタガタする 少し明るめ(豆電球+間接光) 不安を感じている可能性。徐々に暗くして慣らす。
新しい環境・お迎え初期 消灯しない(弱い光を残す) 最初の1〜2週間は安全重視。
高齢うさぎ・視力が低下している 常夜灯を推奨 急な暗さで転倒や不安を防ぐ。

ポイントは、うさぎ自身の様子を観察して判断すること
飼い主が安心して眠れる環境こそ、うさぎにとっても落ち着く環境なのです。

🩷コラム:電気を消した後の“うさぎの寝る姿勢”を観察しよう

うさぎが安心して眠っている時の姿勢には、いくつかのパターンがあります。

  • うずくまり寝:軽く体を丸めてうたた寝。安心半分。

  • 足を伸ばして寝る:リラックスモード。

  • バタン寝(横倒し):完全に信頼しているサイン。

照明環境が快適だと、これらの姿勢が自然と増えていきます。
逆に、光が強すぎる・音が多い環境では、常に立ち上がって耳を立てていることが多くなります。

まとめ:うさぎが安心して眠れる“光”を選ぼう

うさぎにとって理想の夜の環境は──
**「真っ暗ではなく、ほんのり明るい空間」**です。

完全な暗闇は不安を招く一方で、
明るすぎる環境は体内リズムを乱す原因になります。

最も大切なのは、
うさぎが「ここは安全」と感じられること。

そのために、照明・温度・静けさ・飼い主の声のトーンを整えることで、
あなたのうさぎは安心して夢の中へ。

「おやすみ」と声をかけた瞬間、
小さく目を細めて丸くなる姿こそ、信頼の証です🌙🐰

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