うさぎの目がうるうる…涙が多いのは大丈夫?

「最近うちの子、目元が濡れてる気がする」
「目の下の毛が湿って、涙やけみたいになってる…」

うさぎの目がいつもよりうるうるしていたり、涙が多く出ている場合、何かしらのトラブルのサインかもしれません。

うさぎは感情で涙を流すことはないため、涙が多い=身体的な異常の可能性が高いと考えるのが基本です。

この記事では、うさぎの涙が多くなる原因と、考えられる疾患や環境要因、
さらに予防・ケア方法までわかりやすく解説します。

涙が多くなる主な原因|病気・アレルギー・環境の問題

うさぎの涙が多くなる背景には、さまざまな原因があります。
ここでは大きく3つに分類してご紹介します。

🩺 ① 病気や体のトラブル

  • 鼻涙管(びるいかん)の閉塞
     → 涙が鼻へ流れず、目の外へあふれる

  • 歯の不正咬合(奥歯が伸びすぎ)
     → 歯の根が涙の通り道を圧迫

  • 目の炎症や感染(結膜炎・角膜炎)
     → 細菌や異物による炎症で涙が増える

  • まぶたの内反や外反
     → まつ毛が目に当たって刺激を与える

🌿 ② アレルギー・異物の混入

  • 牧草の粉やほこりが目に入る

  • ハウスダスト・煙・香料などの刺激物

  • 飼育環境の換気不足や乾燥も影響

🏠 ③ 飼育環境による影響

  • 風が直接当たる場所にケージがある

  • 暖房や加湿器の風が目を乾燥させる

  • 給水ボトルから水が漏れて目元に付着

これらの要因が複合的に重なることで、慢性的に涙が出る状態になることもあります。

涙の量が増えたときに注意すべき症状とチェックポイント

「涙が多い」と一口に言っても、他の症状と併発していないかが重要な判断材料になります。

👁️ 以下のような症状があれば要注意!

症状 考えられる状態
目の下の毛が湿っている 鼻涙管閉塞・慢性涙目の可能性
白い目ヤニが出る 細菌感染や結膜炎
片目だけ涙が出る 一側性の疾患や異物
鼻水・くしゃみがある 鼻炎や呼吸器感染症
食欲が落ちている 痛みや不調のサイン

これらの症状が見られたら、放置せず早めに動物病院で診察を受けましょう。

よくある疾患例と対処法|鼻涙管閉塞・不正咬合など

うさぎの涙が多くなる代表的な病気について、概要と対策を紹介します。

① 鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)

  • 涙が排出されずに目の外に溢れてしまう症状

  • 原因:細菌感染、歯の問題、異物の混入など

  • 対処法:鼻涙管洗浄や抗生剤投与、原因となる歯の処置

② 歯の不正咬合(ふせいこうごう)

  • 奥歯の根が鼻涙管に圧迫をかけて涙があふれる

  • 原因:遺伝、柔らかい食事、先天的な歯並び

  • 対処法:定期的な歯のカット・処置

③ 結膜炎・角膜炎

  • 目の粘膜や角膜の炎症により涙が増加

  • 原因:感染症、異物、免疫低下など

  • 対処法:点眼薬、抗生物質、眼の洗浄

🏥 注意点

  • 素人判断での点眼薬使用はNG!

  • 必ずうさぎに詳しい獣医師に相談しましょう

日常の予防とケア|涙や目元トラブルを防ぐためにできること

日々の生活の中で、うさぎの涙トラブルを未然に防ぐ工夫も大切です。

🧹 飼育環境の見直し

工夫 効果
風が直接当たらない場所にケージを置く 目の乾燥・刺激防止
牧草の粉が少ない製品を選ぶ 異物混入を予防
ケージ内を清潔に保つ 雑菌の繁殖を防ぐ
ハウスダスト・煙草の煙を避ける 刺激性物質の排除

🖐 目元のケア

  • 涙で濡れた毛をこまめに拭く(やさしくガーゼや濡らしたティッシュで)

  • ブラッシングで毛の逆立ちを防止(目に毛が入るのを防ぐ)

🍽 食生活・健康管理

  • チモシー中心の食事で奥歯の伸びすぎを防ぐ

  • 定期的な健康チェックと歯の診察を受ける

日々のケアが、慢性的な涙目の予防につながります。

まとめ:うさぎの涙は健康のサイン!見逃さずに対応しよう

うさぎが涙を流すのは、体のどこかに不調があるサインであることが多く、
「ただ目がうるんでるだけ」と放置してはいけません。

  • 涙が多い原因は鼻涙管の閉塞、歯の異常、炎症、アレルギーなどさまざま

  • 目ヤニや食欲不振、くしゃみなどの症状があれば早めに受診を

  • 日常の環境づくりや目元のケアで予防ができる

  • 特に高齢うさぎや歯の問題を抱えた子は注意が必要

涙を見逃さず、うさぎの“目からのSOS”に気づいてあげることが、
健康と安心につながる最初の一歩です。

✅ 要約(まとめ)

  • うさぎの涙が多いのは、病気や環境、アレルギーなどが原因の可能性がある。

  • 鼻涙管閉塞や歯の異常、結膜炎などは涙の増加を引き起こす代表的な疾患。

  • 放置すると悪化するため、早期に動物病院での診察を受けることが大切。

  • 日常の環境整備や目元のケアで予防できることも多い。

  • うさぎの涙は身体からの重要なサイン。よく観察して早めに対応しよう。

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