うさぎの歯、自然に削れると思っていませんか?

「うさぎの歯ってかじり木があれば自然に削れるんでしょ?」
そう思っていませんか?

実は、うさぎの歯は一生伸び続けるため、
正しいケアや生活環境が整っていないと、健康を大きく損なう原因になります。

  • 食べづらそうにしている

  • よだれが増えた

  • 食べ物を口からポロポロ落とす

これらは歯のトラブル=不正咬合のサインかもしれません。

この記事では、うさぎの歯の構造や伸び方、健康な歯を保つためのケア方法について詳しく解説します。

うさぎの歯の特徴と伸び方|なぜケアが必要なのか?

うさぎの歯は全部で28本
その中でも、特に目立つのが上下4本の切歯(前歯)ですが、実は奥歯(臼歯)も常に伸び続けているのが特徴です。

🦷 歯の構造と伸び方

  • 前歯(切歯):毎月約1cmほど伸びる

  • 奥歯(臼歯):見えない部分で上下に伸び続ける

  • 伸び方に個体差はあるが、**常に「削る必要がある歯」**と考えておくべき

なぜ伸び続けるの?

  • うさぎは草食動物で、本来は硬い牧草などを長時間かじることで歯を自然に削っている

  • 室内飼育では柔らかいペレットや野菜中心だと、十分に歯が削れず伸びすぎてしまう

そのため、「削れる環境を作ってあげる」ことがとても重要なのです。

歯が伸びすぎるとどうなる?不正咬合の症状とリスク

うさぎの歯が正常にすり減らず、**歯の噛み合わせが悪くなる状態を「不正咬合(ふせいこうごう)」**と呼びます。

⚠️ 不正咬合の主な症状

症状 内容
食欲が落ちる 牧草を食べにくそうにする/ペレットだけ食べる
よだれが増える 口から常に湿っている、あごの下が濡れている
涙が出る 奥歯の伸びが鼻涙管を圧迫する
体重が減る 栄養が取れずに痩せてくる
歯ぎしりをする 痛み・不快感のサイン

これらのサインが見られたら、すぐに動物病院で歯のチェックを受ける必要があります。

🧠 放置するとどうなる?

  • 歯が口の中に突き刺さって口内炎や潰瘍になる

  • 奥歯の伸びが目や鼻に影響して、涙・鼻水・炎症が慢性化

  • 痛みで食べなくなり、命に関わるケースも

歯のトラブルは進行が早く、目に見えにくいことが多いため、日頃の観察がカギとなります。

健康な歯を保つための予防とケア方法|かじり木・食事・チェック

うさぎの歯を健康に保つには、「予防」が最も重要です。
以下のポイントを意識して生活環境を整えましょう。

✅ 基本のケア方法

ケア方法 解説
牧草をたっぷり与える 特に1番刈りチモシーが◎。繊維質が多くしっかり噛む必要があるため歯が自然に削れる。
かじり木を設置する 木材・竹・段ボール素材など様々なタイプを用意して、好みに合うものを見つける。
ペレットやおやつは控えめに 柔らかいものばかりだと歯が削れないため、あくまで補助的に与える。
日常的に口元の観察をする よだれ・口臭・涙など、歯のトラブルの兆候が出ていないか確認。

💡 ワンポイントアドバイス

  • 固い野菜(ニンジン・ごぼうなど)もおやつ代わりに◎

  • かじるおもちゃを複数ローテーションすると飽きにくい

  • 前歯は見えるので、月1回は歯の長さ・形をチェック

異常が見られたときの対処法と病院受診のタイミング

もしうさぎに「いつもと違う食べ方」「よだれ」「涙」「口を気にする」などの様子が見られたら、
できるだけ早く動物病院で歯科診察を受けましょう。

🏥 受診のタイミング

  • 食べ方がおかしい/牧草を残すようになった

  • よだれ・涙が急に増えた

  • 体重が減ってきた

  • 前歯の形が明らかに曲がっている・折れている

🛠 動物病院での処置内容

  • 歯の状態を診察(レントゲンや口腔内カメラ)

  • 伸びすぎた歯を専用器具で削る・切る

  • 麻酔を使うこともあり、定期的な通院が必要になるケースも

⚠️ 自宅で切るのはNG!

人間用の爪切りなどで前歯を切るのは絶対にNG
歯が割れたり、神経に触れてしまうと激しい痛みや炎症の原因になります。

まとめ:うさぎの歯の健康=長生きのカギ!毎日の観察とケアを習慣に

うさぎにとって「歯」は、食べる・生きる・健康を保つための要です。
だからこそ、放っておくと命に関わるトラブルにもつながるのです。

✅ 記事のまとめ

  • うさぎの歯は一生伸び続ける。特に前歯と奥歯のケアが必要

  • 十分な牧草と硬めの食材で自然に削ることができる

  • 歯が伸びすぎると不正咬合に。よだれ・涙・食欲不振はサイン

  • 異常があればすぐに動物病院へ。自宅で切るのは厳禁

  • 毎日の観察と定期チェックで、うさぎの健康寿命をのばそう!

大切なうさぎが美味しく食べて、元気に過ごせる毎日のために、
今日から歯のケアも意識してみてくださいね。

✅ 要約(まとめ)

  • うさぎの歯は一生伸び続けるため、牧草やかじり木で自然に削る必要がある。

  • 歯が伸びすぎると不正咬合に。よだれ・涙・食欲不振などのサインに注意。

  • 歯のケアには硬い牧草・かじり木・前歯チェックが効果的。

  • 自宅での無理な処置はNG。異常時は必ず獣医師に相談する。

  • 歯の健康を守ることが、うさぎの長生きにつながる。

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