ネザーランドドワーフの毛並みが悪くなるとはどういう状態?

ネザーランドドワーフは、短く密度の高い美しい被毛が特徴の人気品種です。
しかし、「最近なんだかゴワゴワしている」「ツヤがなくてパサついてる」など、毛並みの質に変化が出てくることもあります。

毛並みが悪くなるとは、以下のような状態を指します:

  • 毛がパサパサして手触りが悪くなる

  • 被毛にツヤがなくなる

  • 毛にうねりやムラが出る

  • 毛が束状にまとまる(脂っぽい・乾燥)

  • 一部の毛が薄くなる、抜ける

これらは単なる“見た目の問題”ではなく、体の内側からのSOSである可能性もあるため、原因を突き止めて早めに対処することが大切です。

毛並みが悪くなる主な原因|外的・内的要因に分けて解説

ネザーランドドワーフの毛並みが乱れる原因は、外部環境の変化や、体調の不調などさまざまな要因が関係しています。

【外的要因】

  • ブラッシング不足:換毛期に抜け毛が絡まって毛並みが悪化

  • 乾燥・湿度の変化:湿度が低いと毛がパサつき、高すぎると蒸れてベタつく

  • 汚れたケージや寝床:尿・フンの汚れが毛につくとベタつきや臭いの原因に

  • シャンプーや拭き取りのやりすぎ:皮脂を取りすぎて毛が乾燥

【内的要因】

  • 栄養バランスの悪い食事:毛の主成分はたんぱく質・脂質。不足するとパサつく

  • ホルモンバランスの乱れ:特にシニア期のうさぎで多い

  • ストレス:環境の変化や孤独感が被毛に影響を及ぼす

  • 病気や寄生虫:皮膚病(真菌、ダニなど)や内臓疾患によって毛並みが悪くなることも

今日からできる毛並み改善法|食事・グルーミング・生活環境

毛並みを整えるには、日々のケアを丁寧に見直すことが第一歩です。
ここでは、今日からできる改善策をご紹介します。

✅1. 食事の見直し

  • 主食は**繊維質の高いチモシー(1番刈り)**をたっぷり

  • ペレットは高品質なものを選び、たんぱく質12〜14%前後が理想

  • おやつに毛艶効果のあるパパイヤ・パセリ・青菜類を少量加えると◎

  • 水分不足も乾燥の原因になるため、新鮮な水を常に与える

✅2. 定期的なブラッシング

  • 週に1〜2回、換毛期は毎日が目安

  • ピンブラシやラバーブラシでやさしくとかす

  • 静電気を防ぐスプレーや濡れ布で仕上げると、毛のまとまりも良くなる

✅3. 快適な住環境の整備

  • **室温18〜24℃・湿度40〜60%**が理想

  • ケージ内の床材や布類を清潔に保ち、湿気・ダニ・汚れを防ぐ

  • 日光浴を短時間させると、皮膚と被毛の健康維持に役立つ

毛並みを守る毎日のケア習慣|予防のためのチェックポイント

一度毛並みが悪くなっても、毎日の小さな積み重ねで改善は可能です。
予防のために取り入れておきたいケア習慣をご紹介します。

毎日の習慣:

  • 抱っこしたときに毛の手触りをチェック

  • 頭から背中、しっぽまでブラッシングで触れて確認

  • 口周り・お尻まわりの汚れもチェック(よだれや軟便は要注意)

  • お水をしっかり飲んでいるかを確認(脱水で毛がパサつく)

週1〜月1の習慣:

  • 体重測定(急な増減は栄養トラブルや病気の兆候)

  • 被毛のツヤ・均一性を見る

  • 換毛期は抜け毛の量・期間を記録しておくと便利

毛並みの異変に早く気づければ、病気の早期発見や深刻な皮膚トラブルの予防にもつながります。

毛並みの悪化が病気のサインかも?注意すべき症状

以下のような症状がある場合、単なる毛並みの乱れではなく、病気や皮膚トラブルの可能性があるため注意が必要です。

病気のサインとしての毛並み異常:

  • 一部だけ極端に毛が薄くなる or ハゲている

  • フケが出る、赤み・かさぶたがある

  • 毛をかじる、掻きむしる

  • 体を触ると痛がる or 逃げる

  • 食欲不振、元気がない、便の異常

特に皮膚真菌やダニ感染、肝臓疾患、腸内環境の悪化などが関係しているケースもあります。
気になる症状がある場合は、速やかに獣医師の診察を受けましょう。

✅まとめ

ネザーランドドワーフの毛並みの美しさは、健康と飼育環境のバロメーターでもあります。
毛並みが悪くなるのには必ず原因があるため、早めに対処することで元のふわふわを取り戻せます。

  • 毛並みの乱れは、食事・環境・ストレス・病気など多様な原因がある

  • 食事の見直しやブラッシング、生活環境の改善で回復が期待できる

  • 毎日の観察とケアで早期発見・予防につなげる

  • 異常が続く場合は病院で診断を受けるのが安心

ネザーランドドワーフのふわふわ毛は、飼い主の愛情とケアでこそ美しく保たれます。
見た目以上に「健康のサイン」として、しっかり向き合っていきましょう。

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